「つかまり立ちが早い=成長が早い」ではありません。大切なのは“発達の順序”です。
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はじめに
赤ちゃんの成長を見守る中で、「うちの子、もうつかまり立ちしたの!」という嬉しい驚きの声を耳にすることがあります。しかし、発達において“早いこと”が“良いこと”とは限りません。
今回は、赤ちゃんの姿勢・骨格・発達段階を考えるうえで見落としがちな注意点と、カイロプラクティック的な視点から見た大切なポイントをお伝えします。
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1. つかまり立ちが早い=成長が早い?
最近は住環境や育児用品の影響もあり、「つかまり立ちの時期が早まっている傾向」があります。しかし、これは決して発達の早さ=優秀さを意味するものではありません。
✅ 早すぎるつかまり立ちは、骨格や筋肉の未発達な状態で負荷がかかるためリスクも伴います。
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2. 生後6ヶ月前後のつかまり立ちは要注意
個人差はありますが、生後6ヶ月ほどでつかまり立ちが始まる場合、骨や筋肉の準備が不十分な可能性があります。
さらに、「ハイハイの段階を十分に経ていない状態での立位」は、発達順序の飛ばしにも繋がります。
💡 歩行器などの使用は避けた方が無難です。
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3. 発達の順番を飛ばすとどうなるか
発達段階を無視した早期の立位や歩行は、以下のような姿勢不良のリスクを高めます。
🔻姿勢不良のリスク
• 反り腰
• 猫背
• ストレートネック
• X脚・O脚
そして、これらの姿勢の乱れは、後の生活にも影響します。
😔 集中力の低下
😔 朝起きられない
😔 活気がない
などの“なんとなく不調”に繋がるお子さんが実際に増えています。
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4. カイロプラクティック的視点での予防
カイロプラクティックは生まれてから死ぬまで必要な予防医学です。
特に幼少期は、骨格の基礎がつくられる大切な時期。だからこそ、早すぎる成長にブレーキをかける勇気も必要です。
正しい発達をサポートするために、親として「させる育児」ではなく「見守る育児」を選びませんか?
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まとめ
🔸発達は“順序”が命
🔸早ければ良いわけではない
🔸姿勢不良は心身の不調にもつながる
🔸カイロプラクティックで、成長を根本からサポート



