「ぎっくり腰」は安静にしすぎると悪化します

2025.04.25

突然、動けなくなるような強烈な痛みに襲われる「ぎっくり腰」。
正式には「急性腰痛」と呼ばれ、腰の筋肉や靭帯の炎症が原因で起こることがほとんどです。

多くの方が「動いたら悪化しそう」「とりあえず安静にしておこう」と思いがちですが、実はそれが回復を遅らせる一番の原因になることもあります。

安静=回復ではない

たしかに、発症直後の強い痛みのある1〜2日は、無理に動かず安静が必要です。
しかし、それ以上安静にし続けると、腰まわりの筋肉や関節が固まり、かえって痛みが長引いてしまうのです。

特にデスクワーク中心の方や運動不足の方は、もともと腰まわりの柔軟性や筋力が落ちていることが多く、「動かさないこと」が更なる悪循環を生みます。

少しずつ“動く”ことが改善のカギ

痛みがピークを過ぎたら、できる範囲で日常動作を再開していくことが大切です。
例えば…
仰向けで膝を軽く左右に倒すストレッチ
深呼吸をしながらの骨盤の前後運動 など

こうした“やさしい動き”が、筋肉の血流を促し、炎症の回復を早めてくれます。

再発防止には姿勢と体幹強化が不可欠

ぎっくり腰は**「たまたま起きた」ものではなく、体の使い方のクセや筋力の低下が積み重なった結果**として現れることが多いです。

だからこそ、痛みが落ち着いた後は、「姿勢改善」や「体幹トレーニング」を取り入れることが再発予防に直結します。

当店のパーソナルトレーニングでは、腰への負担を減らすフォーム指導や、骨盤矯正を組み合わせたオーダーメイドのサポートを行っています。

まとめ

ぎっくり腰になった時、「じっとしていれば治るだろう」では、次の痛みを呼ぶだけかもしれません。
大切なのは「正しいタイミングで、正しい動き」を取り入れること。

「また痛くなるかも…」と不安な方こそ、ぜひ一度ご相談ください。
姿勢・筋力・柔軟性の3点から、あなたの腰を守るサポートをさせていただきます。

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