交感神経が高ぶったままなので、睡眠の質は悪くなります
「お酒を飲むと眠くなるから、寝酒が習慣になっている」
そんな方、意外と多いのではないでしょうか?
たしかにアルコールには一時的な鎮静作用があるため、「眠気」は感じやすくなります。
ですが、実はこの“眠気”は【本来の睡眠】とはまったく別物。
アルコールによって自律神経、とくに交感神経が高ぶったままになり、睡眠の質が大きく低下してしまうのです。
⸻
アルコールが睡眠に与える3つの悪影響
1. 深い眠り(ノンレム睡眠)が減る
→ 身体の回復力が落ちる
2. 中途覚醒が増える
→ 夜中に何度も目が覚め、熟睡感がない
3. 副交感神経が働きにくくなる
→ 心身のリラクゼーションが不十分に
その結果、朝起きてもスッキリしない、日中にボーッとするなど、疲れが抜けない状態が続くことに。
⸻
交感神経が優位なまま眠る危険性
アルコールを飲んで寝ると、交感神経が活性化されたままの状態で就寝します。
本来、眠るときには副交感神経が優位になり、心拍数や呼吸が穏やかになって、身体がリラックスしていきます。
ところがアルコールを摂ると、自律神経がうまく切り替わらず、**「寝ているのに戦っている状態」**になってしまうのです。
これは睡眠というよりも「意識を失っている」に近い状態とも言えるでしょう。
⸻
質の高い睡眠のためにできること
• 就寝3時間前には飲酒を終える
• 寝る前はスマホやTVを見ない
• 軽いストレッチや深呼吸で副交感神経を優位にする
• 整体やカイロプラクティックで自律神経のバランスを整える
とくにカイロプラクティック施術は、神経の流れを整えることで睡眠の質を高める効果が期待されます。
睡眠の質を改善したい方は、体の歪みや緊張を取り除くことから始めてみてください。
⸻
最後に
「眠れないから飲む」
「寝酒がないと寝付けない」
それは“本当の眠り”をどんどん遠ざけている習慣です。
もしあなたが朝のスッキリ感を取り戻したいと思うなら、今こそ【睡眠の質】を見直してみませんか?
お気軽にご相談ください。
あなたに合った睡眠サポート、ESSENでお手伝いします。





