睡眠中に『姿勢』は変わる

2025.04.05

一度整えてから始まる、本当の「睡眠環境調整」

「よく眠れていますか?」
この質問に自信を持って「はい」と答えられる方は、意外と少ないのが現実です。寝具を替えても、照明や温度を調整しても、思うように眠れない…。
その原因、実は“身体の歪み”にあるかもしれません。

子供と大人で異なる「寝返りの回数」

睡眠の質を語る上で、見過ごせないのが寝返りの数。
一般的に、子供は大人よりも多く寝返りを打ちます。これは、筋肉や関節が柔軟で、身体の回復能力が高いためです。

一方で、大人になると筋緊張や関節の可動制限が起こりやすく、寝返りの回数が減っていきます。
寝返りが少ないということは、身体の一部分に負担がかかり続けるということ。
その結果、朝起きたときの「腰が痛い」「首が重い」といった症状につながってしまうのです。

「運動」「栄養」に続いて、睡眠の質の向上が健康維持の大きな柱として注目されています。
とくに、他との差別化を図る上で「自分は睡眠から整える」という視点は、極めて洗練されたアプローチと言えるでしょう。

整った身体に、整った睡眠環境を重ねることで、回復の質は飛躍的に向上します。
つまり、寝具や温度の工夫を最大限に活かすためには、まず身体のベースを整えることが何より重要なのです。

姿勢は「治す」ものではない

よく「姿勢を治したい」という声を耳にしますが、実のところ姿勢は“治す”ものではなく“整える”ものです。
そして重要なのは、「姿勢を一瞬だけ整える」のではなく、「整った状態を維持できる身体」をつくること。

どれだけ良い施術を受けたとしても、自分自身の身体の使い方が変わらなければ、元に戻ってしまうのです。
だからこそ、「通うだけで治る」という考えではなく、自分の身体と向き合う姿勢が必要です。

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